【THE FIRST TAKE】「一発撮り」で際立った”心に響く”名曲5選

真っ白の部屋にマイクだけが立っている環境の中、一発撮りという緊張感まで伝わってくるシチュエーションで歌う事で人気を博しているYouTubeチャンネルがTHE FIRST TAKE（ファーストテイク）です。最近人気のアーティストだけでなく、30代の筆者が学生時代に聴いていた曲も演奏されており、多くの視聴者の心に響いています。

そこで今回はファーストテイクで一発撮りだからこそ際立った30台前半の筆者に強烈に響いた名曲を5曲ご紹介します！

LiSA – 『炎』

大人気アニメ『鬼滅の刃』の映画『無限列車編』の主題歌として非常に多くの方に知られているこの曲は音楽性はもちろんのこと、歌い終わったLiSAさんが思わず涙を流すシーンに非常に心を動かされました。煉獄さんに対する思いが伝わってきて、この楽曲をきちんと理解するためにも鬼滅の刃をきちんと知らないといけないと感じ、思わず全巻購入をしてしまいました。全巻読破してから聞いた炎はまた違う衝撃を与えてくれました。

中島美嘉 – 『雪の華』『僕が死のうと思ったのは』

中島美嘉さんの大ヒット曲『雪の華』と『僕が死のうと思ったのは』も非常に心に響くまさに「神回」です。『僕が死のうと思ったのは』はオリジナルアコースティックアレンジで披露しています。

当初からライブ以外で歌った事がなく、ずっと歌い続けて来てやっと皆に知ってもらうことが出来た曲なので、こういう形で歌う事が出来てとても嬉しく思っています。歌いながら色々な感情が込み上げてきて、これじゃだめだと言い聞かせながら歌いました。

とコメントしているように特別な思いを込めて歌う圧巻のパフォーマンスに圧倒され、思わず涙も流していました。

歌詞はもちろんのこと中島美嘉さんの情緒たっぷりに歌い上げる姿勢、歌詞にあった歌い方、すべてがグッときます。それぞれのコメント欄に「涙が止まらなかった」というコメントが寄せられており、多くの方の心に響いています。

絢香 – 『三日月』

2006年9月27日にリリースされた三日月をピアノ編成で歌い上げています。絢香さんの優しさの中に強さのある声にいつも励まされていますが、このFIRST TAKEでの歌声はこれまで以上に強烈に心を揺さぶるものがありました。歌い上げた後の絢香さんのやり切った表情もとても素敵です。コメント欄にも「絢香さんの歌にはご自身の人生が乗っており、この表現力も存在感も風格も、絢香さんだからこそ為せる業で、唯一無二だ」というコメントも寄せられています。

YUI – 『TOKYO』『CHE.R.RY』

THE FIRST TAKE FESとして披露されたYUIさんの代表曲でもあるこの2曲は、青春ど真ん中の時に聞いていた筆者には何よりもエモーショナルで思わず聞き入ってしまう演奏でした。YUIさんといえば地面に座ってアコースティックギター一本で歌う姿も印象的なアーティストであり、8年ぶりに歌ったという『TOKYO』はまさにそのスタイルでの歌唱でした。

2曲目の『CHE.R.RY』は佐藤嘉風さんをギターとして迎え、セッションという形で披露しました。曲の冒頭の口笛をかなり多く吹き、佐藤さんを困らせる可愛らしさを見せた後は、軽やかに歌唱。リリース当時中学を卒業し、高校進学を控えていた筆者はこの曲を聞くとその時の匂いだったり、風景だったり、といったものがかなり鮮明に思い出させてくれた点も非常に心に響いてきました。コメント欄には変わらないのびやかな歌唱力に称賛の声が上がり、また、普段はFLOWER FLOWERで活動するyuiさんが”YUI”名義で出演、歌唱してくれたことへの感動もコメントで寄せられていました。

秦基博 – 『鱗』

秦基博さんが歌う『鱗』にも非常に心動かされました。秦さんは『ひまわりの約束』なども人気ですが、この「THE FIRST TAKE」での歌唱と考えると鱗（しかも弾き語り）の方がぴったりだったと感じました。コメント欄には演奏前に何も喋ることなく歌い出すことで秦さんの声に、演奏に集中することができて良いという声や、歌声もさることながらギターの弾き方に対しても心が込められている、と好評を得ていました。

最後に

非常に多くのアーティストが普段見られない緊張感の中一発撮りに挑み、その姿を拝見することができる貴重な機会としても「THE FISRT TAKE」は評価が高いコンテンツです。その緊張感から生み出される曲だからこそ心揺さぶられ、涙するのでしょう。

今回は筆者が30代ということもあり、やや「懐メロ」に偏った選曲となっています。この他にもAvril Lavigneさんや、CHEMISTRY、GLAYなどなど、長年トップを走り続けているアーティストや、YOASOBIやSUPER BEAVER、マカロニえんぴつなど現在音楽シーンを盛り上げているアーティストも多く参加しています。

今後も私たちを驚かせるアーティストの出演があるでしょうから楽しみに待ちましょう！