各都道府県から予選を勝ち上がったチームが熱い戦いを繰り広げる夏の甲子園大会。
2019年はどんな高校が出場し、どんな大会になるのでしょうか?
今回は出場校予想や、出場回数ランキングなどを調べてみました。
夏の甲子園2019出場校予想
2018年夏の大会に出場した高校を振り返ってみましょう。
地区 | 学校名 | 出場回数 |
北北海道 | 旭川大 | 9年ぶり8回目 |
南北海道 | 北照 | 5年ぶり4回目 |
青森 | 八戸学院光星 | 2年ぶり9回目 |
岩手 | 花巻東 | 3年ぶり9回目 |
秋田 | 金足農 | 11年ぶり6回目 |
山形 | 羽黒 | 15年ぶり2回目 |
宮城 | 仙台育英 | 2年連続27回目 |
福島 | 聖光学院 | 12年連続15回目 |
茨城 | 土浦日大 | 2年連続4回目 |
栃木 | 作新学院 | 8年連続14回目 |
群馬 | 前橋育英 | 3年連続4回目 |
北埼玉 | 花咲徳栄 | 4年連続6回目 |
南埼玉 | 浦和学院 | 5年ぶり13回目 |
山梨 | 山梨学院 | 3年連続8回目 |
東千葉 | 木更津総合 | 3年連続7回目 |
西千葉 | 中央学院 | 初出場 |
東東京 | 二松学舎大付 | 2年連続3回目 |
西東京 | 日大三 | 5年ぶり17回目 |
北神奈川 | 慶応 | 10年ぶり18回目 |
南神奈川 | 横浜 | 3年連続18回目 |
長野 | 佐久長聖 | 2年ぶり8回目 |
新潟 | 中越 | 2年ぶり11回目 |
富山 | 高岡商 | 2年連続19回目 |
石川 | 星稜 | 2年ぶり19回目 |
福井 | 敦賀気比 | 3年ぶり8回目 |
静岡 | 常葉大菊川 | 2年ぶり6回目 |
東愛知 | 愛産大三河 | 22年ぶり2回目 |
西愛知 | 愛工大名電 | 5年ぶり12回目 |
岐阜 | 大垣日大 | 2年連続5回目 |
三重 | 白山 | 初出場 |
滋賀 | 近江 | 2年ぶり13回目 |
京都 | 龍谷大平安 | 4年ぶり34回目 |
奈良 | 奈良大付 | 初出場 |
和歌山 | 智弁和歌山 | 2年連続23回目 |
北大阪 | 大阪桐蔭 | 2年連続10回目 |
南大阪 | 近大付 | 10年ぶり5回目 |
東兵庫 | 報徳学園 | 8年ぶり15回目 |
西兵庫 | 明石商 | 初出場 |
岡山 | 創志学園 | 2年ぶり2回目 |
鳥取 | 鳥取城北 | 3年ぶり5回目 |
広島 | 広陵 | 2年連続23回目 |
島根 | 益田東 | 18年ぶり4回目 |
山口 | 下関国際 | 2年連続2回目 |
香川 | 丸亀城西 | 13年ぶり5回目 |
愛媛 | 済美 | 2年連続6回目 |
徳島 | 鳴門 | 2年ぶり12回目 |
高知 | 高知商 | 12年ぶり23回目 |
北福岡 | 折尾愛真 | 初出場 |
南福岡 | 沖学園 | 初出場 |
佐賀 | 佐賀商 | 10年ぶり16回目 |
長崎 | 創成館 | 3年ぶり2回目 |
熊本 | 東海大星翔 | 35年ぶり2回目 |
大分 | 藤蔭 | 28年ぶり2回目 |
宮崎 | 日南学園 | 2年ぶり9回目 |
鹿児島 | 鹿児島実 | 3年ぶり19回目 |
沖縄 | 興南 | 2年連続12回目 |
夏の甲子園2019に出場できるのは何校?
甲子園球場は”野球の聖地”だと思う人はRT(^u^)
☆ pic.twitter.com/HqhKRbK424— あぁ青春の高校野球 夏の甲子園! (@kokoyakyu4916na) March 5, 2019
2018年は100記念大会だったため、56校が出場しました。
これは、全国47都道府県うち、予選大会へんの出場校が多い、東京都、北海道、大阪府、埼玉、千葉、神奈川、愛知、兵庫、福岡各県から2校が出場できたからです。
2019年大会は、例年通り49校(北海道は北と南、東京は東と西の2校)となります。
都道府県別優勝数
決勝終了後、甲子園に虹 感動の大会を象徴「素敵な奇跡」#夏の甲子園#高校野球
https://t.co/kXGVRElnG5— 産経ニュース (@Sankei_news) August 21, 2018
2018年に2校出場した大阪、埼玉、千葉、神奈川、愛知、兵庫、福岡は出場校が多く代表になるのは至難の技です。
しかし、上に挙げた7校は甲子園での成績が優秀です。
都道府県別の優勝数をご覧ください。
順位 | 地区 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | ベスト8 |
1位 | 大阪 | 13 | 5 | 6 | 18 |
2位 | 愛知 | 8 | 1 | 11 | 13 |
3位 | 和歌山 | 7 | 5 | 10 | 9 |
3位 | 広島 | 7 | 5 | 2 | 17 |
3位 | 東京 | 7 | 3 | 11 | 28 |
3位 | 兵庫 | 7 | 3 | 10 | 16 |
3位 | 神奈川 | 7 | 3 | 5 | 11 |
8位 | 愛媛 | 6 | 5 | 12 | 8 |
9位 | 京都 | 4 | 9 | 4 | 17 |
9位 | 福岡 | 4 | 2 | 7 | 7 |
11位 | 千葉 | 3 | 3 | 5 | 11 |
12位 | 高知 | 2 | 2 | 6 | 11 |
12位 | 北海道 | 2 | 2 | 1 | 14 |
12位 | 香川 | 2 | 1 | 7 | 13 |
12位 | 栃木 | 2 | 1 | 3 | 5 |
12位 | 茨城 | 2 | 1 | 1 | 4 |
12位 | 群馬 | 2 | 0 | 6 | 5 |
12位 | 奈良 | 2 | 0 | 5 | 11 |
12位 | 佐賀 | 2 | 0 | 1 | 1 |
7都道府県はすべて上位にランクインしています。
大阪府は優勝だけでなく、7割近い勝率をマークしています。
激戦の予選を勝ち抜いてきたからこそ、強いチームに成長するのではないでしょうか。
出場校予想
https://twitter.com/gari_wasabi/status/1092992350761115648
現時点での出場校予想は難しいですが、春の選抜大会出場を逃したチームはすでに夏の大会への準備を始めています。
2018年に夏の甲子園3連覇を果した大阪桐蔭。春のセンバツ大会は出場の逃しましたが、4連覇を目指して出場してくるのではないでしょうか。
また、秋のドラフト候補として期待される有力選手がいる高校も出場の可能性が高そうです。
東北の怪物と呼ばれる佐々木朗希投手を要する岩手県の大船渡高校や、最速150㎞/hの剛腕ピッチャー・西純矢選手のいる岡山県・創志学園も有力候補の一校ではないでしょうか。
出場校の発表はいつ?
夏の甲子園2019は8月6日から8月21日までの16日間で開催されます。
組み合わせ抽選会は8月3日ですから、遅くてもこれまでには全国の出場校は決まるわけです。
全国都道府県の予選会が始まるのは地区によってマチマチです。
7月上旬から中旬頃には地区予選が始まり、そして各都道府県大会で代表が決まります。
例年、北海道と沖縄県は代表校が決まるのが早イメージがあります。
沖縄は台風接近の影響を踏まえて早めの6月10日から開始、7月22日には代表校が決定します。
また、出場校の多い愛知県は、開幕が早く6月29日で、決勝は7月28日の予定です。
まだ地区予選の日程が発表されていない都道府県もありますが、現時点では徳島県の7月31日決勝が1番遅い決定のようです。
抽選会まで数日しかなく、雨の順延があると結構ギリギリになることもあるようです。
出場回数ランキング
第98回全国高校野球選手権
作新学院―北海高校
7ー1で作新学院の54年ぶりの優勝!#高校野球 #甲子園 #作新学院 #北海高校野球部 #優勝 pic.twitter.com/ax1zqcCEq2— プリティ (@Rizu_game823) August 21, 2016
夏の甲子園に出場回数が多いのはどこの高校なのでしょうか?
順位 | 学校名 | 地区 | 出場回数 |
1位 | 北海高校 | 北海道 | 38回 |
2位 | 松商学園 | 長野 | 36回 |
3位 | 龍谷大平安 | 京都 | 34回 |
4位 | 早稲田実業 | 東京 | 29回 |
5位 | 中京大中京 | 愛知 | 28回 |
5位 | 天理 | 奈良 | 28回 |
5位 | 県岐阜商 | 岐阜 | 28回 |
8位 | 仙台育英 | 宮城 | 27回 |
9位 | 松山商 | 愛媛 | 26回 |
10位 | 静岡 | 静岡 | 24回 |
11位 | 鳥取西 | 鳥取 | 23回 |
11位 | 徳島商業 | 徳島 | 23回 |
11位 | 高知商 | 高知 | 23回 |
11位 | 智弁和歌山 | 和歌山 | 23回 |
11位 | 広陵 | 広島 | 23回 |
16位 | 広島商 | 広島 | 22回 |
16位 | 東北 | 宮城 | 22回 |
16位 | 福井商 | 福井 | 22回 |
19位 | 桐蔭 | 和歌山 | 20回 |
19位 | 熊本工 | 熊本 | 20回 |
21位 | 明徳義塾 | 高知 | 19回 |
21位 | 樟南 | 鹿児島 | 19回 |
21位 | 高松商 | 香川 | 19回 |
21位 | 秋田 | 秋田 | 19回 |
21位 | 鹿児島実業 | 鹿児島 | 19回 |
21位 | 高岡商 | 富山 | 19回 |
21位 | 星稜 | 石川 | 19回 |
意外な感じがしますが、大阪桐蔭も横浜高校など、何度も優勝しているようなイメージのある強豪校が21位以内までにランクインしていないんですね。
やはり、大阪、神奈川などの出場校の多い地区は予選を勝ち抜くことが困難ですから、連続出場が難しいのでしょう。
1位の北海高校についてはちょっとびっくりしますよね?
北海高校は北海道札幌にある私立高校で、野球のほかにもスポーツな盛んな高校のひとつです。
古豪として大正、昭和初期、戦後と連続出場していたようですが、駒大苫小牧が夏の甲子園連覇など北海道のチームのレベルも上がり、ここ数年は連続優勝が難しくなっています。
それでも、2016年には決勝まで進出、決勝では作新学院に負けはしましたが、野球の北海というところを見せてくれました。
まとめ
夏の甲子園は予選から甲子園大会まで、選手たちは約2ヶ月間、炎天下の中でプレーを続けます。
勉学に影響を少しでもなくそうと夏休み中に行われるわけですが、なかなかハードスケジュールですよね。
2019年もどんな高校が出場し、どんなドラマが展開されるのか、楽しみではありますが、体調に十分注意してベストの状態で甲子園の舞台を目指してほしいものです。