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怖すぎるサイコパス映画『冷たい熱帯魚』は実話だった!あらすじは?

怖すぎるサイコパス映画『冷たい熱帯魚』は実話だった!あらすじは?

数多くある邦画ホラーの中でも特に怖いと評判である冷たい熱帯魚にはモデルとなった事件があることをご存じでしょうか。今回はそんな冷たい熱帯魚についてあらすじや、爪板熱帯魚 実話の事件ついて紹介していこうと思います。

冷たい熱帯魚とは

冷たい熱帯魚とは2010年に公開された映画であり、園子温監督によって製作されました。あとで紹介するように冷たい熱帯魚 実話の事件をベースにして作られており、そのリアルなストーリーや残虐な内容から、映画公開時はR18に指定されていました。

冷たい熱帯魚のあらすじとは

主人公である社本信行は亡くなった前妻の娘と現在の妻の3人で暮らしており、小さい熱帯魚店を営んでいました。しかし家族との確執を放置したまま過ごしてくと、娘万引きをするという事件を起こしてしまいます。窮地に陥った社本を助けたのはスーパーの店長と懇意にしていた村田という男でした。何とか万引きは許してもらった社本ですが、そこから社本と村田夫妻に交流が始まり、これがこれから起こる大事件の引き金となるといった内容になります。

多くの人にトラウマを植え付けた作品

冷たい熱帯魚は残虐なシーンが多く、映画を見たたくさんの人にトラウマを植え付けた作品として有名です。特に村田幸雄は普段は温厚な性格で気さくなおじさんですが、本性を現すと暴力的になり、人を殺めることされいとわない残虐な人物であり、この二面性が多くの視聴者を恐怖に陥れているようです。またこの映画を見た多くの人は村田幸雄を演じたでんでんについて、村田幸雄のイメージが大きすぎて、でんでんが怖く感じてしまうといった現象も引き起こしているようです。

冷たい熱帯魚 実話!?

これほど多くの人にトラウマを植え付けた冷たい熱帯魚は元になった事件があります。映画でさえ怖いのにこんなことが現実で起こっていただけで背筋が凍る気がしますが、冷たい熱帯魚 実話とはどのような事件なのでしょうか。

元となった事件は埼玉愛犬家連続殺人事件

冷たい熱帯魚 実話として知られているのはこの埼玉愛犬家連続殺人事件です。1993年に起きた事件であり、当時ペットショップ「アフリカケンネル」を経営していた男Sとその元妻であるKが首謀者となり起こした事件であり、被害者は4人と当時の日本を震え上がらせた最悪の事件でした。

遺体なき殺人と呼ばれていた

この一連の事件での残虐性と言えば遺体なき殺人と呼ばれていたことです。SとKは殺人を犯したのち、証拠隠滅を図るのですが、遺体処理の仕方が完璧であったためになかなか警察も証拠をつかむのに苦労したというエピソードがあります。

この埼玉愛犬家連続殺人事件の結末とは

冷たい熱帯魚 実話とも知られている埼玉愛犬家連続殺人事件ですが、結果的には事件の首謀者であるSとKは2人とも逮捕され事件は解決しています。しかしながら最初の被害者の捜索願が出た1993年から2人が逮捕されたのは1995年であり約2年間もの間警察は事件解決に向けて力を尽くしていたということになります。またSとK以外にも協力していた人物がいました。SとKは裁判にて死刑が求刑されており、Sはすでに病気によりなくなっていますが、Kは今もなお刑務所に服役中のようです。

まとめ

今回は映画冷たい熱帯魚とそのモデルになった事件について紹介していきました。映画ですら恐怖を覚える出来事が実際に起きていたことを考えると本当に怖いですね。また2010年の映画ということもあり、結構残虐な要素が多いです。最近は映画の描写の規制も多く、2017年にアメリカで公開された「マザー」という映画は日本では公開中止となりました。

マザー 公開中止の理由としてはその過激さだといわれています。冷たい熱帯魚はそれより前の映画なのでもしかしたらマザーよりも残虐性のある映画かもしれませんね。

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ひらり
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