こんにちは。2018年の高校野球は春が第90回の記念大会、夏が第100回の記念大会だったため、とても盛り上がりましたね!
スター選手揃いでメディアでの取り扱いもここ数年では一番だったのではないでしょうか?
さて、熱戦が期待される2019年の春の選抜高校野球大会は3月23日(土)から始まり、決勝が4月3日の予定です。
今回は出場校と組み合わせ抽選結果、対戦カードについてまとめてみました。
選抜高校野球2019組み合わせ出場校と決め方は?
第91回選抜高校野球出場校
2018年は90回の記念大会のため出場校が例年より4校増えて36校でしたが、2019年は32校で争われます。
今回の出場校は1月25日に発表されました。
【#第91回選抜高校野球大会 】
平成最後のセンバツ出場32校が決定!!高校野球特集https://t.co/KDglmDJly3#センバツ #高校野球 #21世紀枠 #奥川恭伸 #石川昂弥 #及川雅貴 #東妻純平 #中谷仁https://t.co/qTmgsm3dUd
— 週刊ベースボールONLINE (@BaseBallMOnline) February 2, 2019
校名 | 都道府県 | 出場回数 | |
北海道 | 札幌第一 | 北海道 | 2年ぶり3回目 |
札幌大谷 | 初出場 | ||
東北 | 八戸学院光星 | 青森 | 3年ぶり10回目 |
盛岡大付 | 岩手 | 2年ぶり5回目 | |
関東・東京 | 春日部共栄 | 埼玉 | 22年ぶり3回目 |
習志野 | 千葉 | 10年ぶり4回目 | |
国士舘 | 東京 | 10年ぶり9回目 | |
横浜 | 神奈川 | 5年ぶり16回目 | |
桐蔭学園 | 神奈川 | 16年ぶり6回目 | |
山梨学院 | 山梨 | 5年ぶり3回目 | |
東海 | 東邦 | 愛知 | 2年連続30回目 |
津田学園 | 三重 | 17年ぶり3回目 | |
北信越 | 星稜 | 石川 | 2年連続13回目 |
啓新 | 福井 | 初出場 | |
近畿 | 龍谷大平安 | 京都 | 3年ぶり41回目 |
福知山成美 | 京都 | 5年ぶり3回目 | |
履正社 | 大阪 | 2年ぶり8回目 | |
明石商 | 兵庫 | 3年ぶり2回目 | |
市和歌山 | 和歌山 | 3年ぶり6回目 | |
智弁和歌山 | 2年連続13回目 | ||
中国・四国 | 米子東 | 鳥取 | 22年ぶり9回目 |
呉 | 2年ぶり2回目 | ||
広陵 | 6年ぶり24回目 | ||
高松商 | 香川 | 3年ぶり27回目 | |
松山聖陵 | 愛媛 | 2年ぶり2回目 | |
九州 | 築陽学園 | 福岡 | 初出場 |
大分 | 大分 | 初出場 | |
明豊 | 10年ぶり3回目 | ||
日章学園 | 宮崎 | 初出場 | |
二十一世紀枠 | 石岡一 | 茨城 | 初出場 |
富岡西 | 徳島 | 初出場 | |
熊本西 | 熊本 | 初出場 |
出場校はどうやって決まる?
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夏の甲子園大会は各都道府県で予選があり、勝ち上がった高校1校が甲子園大会に出場できます。
ただ、北海道や東京、大阪など、学校数が多いところは予選が2つに分かれ、そのブロックで優勝した学校が出場します。
たとえば、北海道は北北海道大会と南北海道大会に分かれて争われています。
では、春の甲子園大会はどうやって決まるのでしょうか?
春は、選抜高校野球大会という名がついているので、その名の通り、出場校は選抜されて決定しています。
選抜方法は、基本的には前年の秋の各地区大会の成績が優先されています。
地区というのは都道府県ごとではなく、東北とか、関東という地区です。
その地区からの出場が1枠であれば優勝校のみ、2枠であれば準優勝までとなります。
そのため、同じ都道府県から何校も出場したり、1校も出場しないという都道府県も出てくるのです。
特別枠
【速報】富岡西(徳島)初の甲子園 総部120年目 選抜高校野球21世紀枠#富岡西高 #選抜高校野球https://t.co/Pet8SdqW1S
— 徳島新聞 (@tokushimapress) January 25, 2019
春の甲子園大会には特別枠が設けられています。
まずは前年の秋に行われる明治神宮大会の優勝校です。
各地区大会の優勝校10校で争われ、その優勝校は自動的に翌年の春の甲子園大会に出場することができます。
今年は北海道の札幌大谷高校です。
北海道地区は通常1枠ですが、2019年大会は2校出場します。
もうひとつが「21世紀枠」です。
2001年の第73回大会から設けられたもので、野球以外の活動で他校の模範となる活躍をした学校が選出されるのですが、もちろん野球の実力も必要となっています。
21世紀枠は、春の甲子園大会独自のシステムで3枠あります。
公平性を考えて基本的に東日本・西日本からそれぞれ1校、全国から1校選出されているようです。
21世紀枠がどうやって決まっているのかというと、まず各都道府県からの推薦が必要になり、その中から数校選出され最終的に3校が選ばれるのです。
2019年大会は、茨城の石岡一、徳島の富岡西、熊本の熊本西で、3校とも公立高校です。
組み合わせ抽選方法と抽選会の日程
2019年の組み合わせ抽選会は3月15日(金)9:00から行われます。
場所は大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールとなっています。
毎日新聞「センバツLIVE!2019」では、3月15日の組み合わせ抽選会をネットで生中継します。
「センバツLIVE!2019」では、出場校の発表も生中継しており、関係者やファンにとってはうれしいサービスになっています。
組み合わせ抽選方法
選抜高校野球の組み合わせは、同一地区の出場校同士が準々決勝まで対戦しないようにブロックとゾーンを振り分けています。
この抽選で決まったトーナメントは再抽選なく決勝まで戦われます。
また、抽選会では開会式で選手宣誓を行う主将の抽選会も行われる予定です。
組み合わせ抽選結果は?対戦カードは?
32校が出場した2017年大会の組み合わせを参考に2019年大会の日程を予想してみました。
3月23日の初日は9:00から開会式が行われることは発表されています。
初日は開会式の後に3試合が組まれ、6日目の第1試合までが1回戦、第2試合から9日目までとなりそうです。
10日目、11日目は準々決勝、4月3日の12日目が決勝の試合と閉会式が行われる予定です。
また、準々決勝と準決勝の間には休養日が設けられます。
2017年は天候不良で2日間順延になりましたが、2018年は予定通り行われました。
注目の対戦カードは?
高校野球は、準々決勝が行われる11日目が対戦カードとして一番面白いと言われますよね。
2019年大会の優勝候補は、星稜や甲子園の常連校で強豪校の横浜、高校、龍谷大平安などが挙げられています。
また、秋の明治神宮大会で、星稜高校を接戦の末に下した札幌大谷も北国のハンデを乗り越えて頑張ってほしいところです。
札幌大谷の秋の明治神宮大会優勝は、夏の甲子園出場校の新チーム結成が遅れ、それに乗じたものと評価されているようです。
北海道は冬の間はグラウンドでの練習が不足するため、春の甲子園大会は不利とも言われますが、低評価を覆す活躍を期待したいです。
札幌大谷が準決勝まで進んでくれると面白くなりそうです。
※組み合わせ抽選については発表され次第追記します。
入場行進曲は?
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第90回記念選抜高校野球大会
開会式慶應義塾高等学校
主将 下山悠介2018/03/23#慶應義塾#高校野球#センバツ pic.twitter.com/jQPwq8kMk2
— あやたか (@ayataka89_) March 23, 2018
入場行進曲があるのも春の甲子園ならではの楽しみです。
2019年大会は、槇原敬之さんの「世界に一つだけの花」と「どんなときも。」と決定しています。
例年、前年ヒットした曲などが選ばれることが多いのですが、平成最後の甲子園大会ということで、平成を象徴する曲が選ばれたそうです。
どちらも1度入場行進曲になっていますが、どんな感じに編曲されるのかも注目したいですね。
まとめ
正直なところ、春の甲子園大会3連覇を目指していた大阪桐蔭が出場しないのはとても残念ですが、21世紀枠など、春の甲子園大会独自の特別枠もあり、常連校を破ったりすると盛り上がりますよね。
平成最後の甲子園大会として歴史に残るよい大会になってほしいと思っています。