2011年から始まり、2018年で8回目を迎える「神戸マラソン」。
関西のフルマラソンでは、同時期に行われる大阪マラソンに次ぐ規模の大きさです。
2019年の大会要綱についてはまだ発表されていませんので、今回は2018年の大会について調べてみました。
2019年のエントリー時に参考にしてほしいと思います。
神戸マラソンエントリー方法は?
「神戸マラソン」は、毎年11月の第3日曜日に開催されています。
2018年の開催日は11月18日(日)、2019年は11月17日(日)となるのではないでしょうか。
2018年の応募は4月2日(応援ランナー枠)から開始、一般枠は4月5日からとなっていましたので、2019年もそのあたりになるかと思います。
2018年のエントリー方法は次の5つで、個人で申し込む場合と、グループ(2~3人)で申し込みパターンがあります。
ただし、個人、グループの両方で申し込むことはできません。
初出場枠
定員:2,000人(抽選)
2014年大会から設けられた枠で、神戸マラソンに1度も出場したことがない人が対象です。
初出場枠で落選しても、一般抽選に回されるため、2回抽選のチャンスがあります。
年代別チャレンジ枠(抽選)
定員:2,000人(抽選)
年代別に設定タイム以上の記録持っていればこの枠にエントリーできます。
定員を超えると抽選となり、落選しても初出場枠と同じく一般抽選に回されます。
ちなみに、年代別のタイムは次の通りです。
39歳以下 男性:3時間15分 女性:3時間45分
40歳〜44歳 男性:3時間18分 女性:3時間48分
45歳〜49歳 男性:3時間21分 女性:3時間50分
50歳〜54歳 男性:3時間30分 女性:3時間55分
55歳〜59歳 男性:3時間35分 女性:4時間00分
60歳〜64歳 男性:3時間40分 女性:4時間10分
65歳〜69歳 男性:3時間45分 女性:4時間25分
70歳〜74歳 男性:4時間00分 女性:4時間45分
75歳〜79歳 男性:4時間15分 女性:5時間20分
80歳〜84歳 男性:5時間00分 女性:6時間40分
85歳以上 男性・女性6時間40分
キラキラ女子
定員:500人(抽選)
マラソンに挑戦する女性ランナーを応援するために設けられた枠、言わば、女性優先枠です。
定員を超えると抽選になり、落選すると一般枠で再度抽選されます。
シード枠
前回大会の成績上位者を対象としている枠です。
2018年大会では、2017年大会で、男子は総合200位、女子が100位(グロスタイム)までと、年代別男女各10位(ネットタイム)までのランナーが対象です。
対象者には事前の案内が届きますので、期間内にエントリーしておけば、抽選なしで走ることができます。
※グロスタイム・・・スタートの号砲からランナーがゴールフィニッシュを切るまでの時間
※ネットタイム・・・ランナーがスタート地点に到達してからゴールフィニッシュを切るまでの時間
応援ランナー枠
定員:350人(先着)
2017年大会から設けられた、ふるさと納税を納めているランナーを対象とした枠です。
対象となるふるさと納税は、兵庫県「ふるさとひょうご寄付金」または神戸市「ふるさとKOBE寄付金」の2つ。
どちらかに10万円以上寄付をすると「神戸マラソン」の出走権を手に入れることができます。
2019年もほぼ同じようなエントリー方法となるのではないかと思われます。
『 #第8回神戸マラソン #ランナーエピソード 』の募集を終了しました。#第8回 大会に出走される #ランナー の皆さん、
たくさんの #エピソード をお聞かせくださりありがとうございました! pic.twitter.com/XnXLJ6Akcm— 神戸マラソン【公式】 (@kobemarathon) August 27, 2018
神戸マラソンの抽選結果はいつ?
2017年が6月13日(火)、2018年は6月12日(火)が抽選結果の発表日でしたので、2019年は6月11日(火)が発表日と予想されます。
抽選結果は、エントリーした人全員にメールで順次通知されます。
また、ランネットのマイページからも確認可能です。
当選が決まったら、参加費を入金する必要があります。
参加費は10,300円(チャリティ100円含む)、個人エントリー、グループエントリーともに共通です。
今年の支払い期限は7月4日の23時59分でした。
期限まで入金しないと当選が無効となり、追加抽選が行われます。
2017年は8月1日に大会公式サイトから追加抽選のお知らせがあり、後日、当選者にのみメールで通知されました。
2018年は7月10日に2万人のランナーが確定したとリリースがあったため、追加抽選はなかったようです。
今年はありませんでしたが、1年おきに追加抽選が行われていることから、2019年は行われる可能性があります。
落選しても、追加抽選の可能性に期待しましょう。
神戸マラソンの倍率は?
「神戸マラソン」の過去5年の倍率は次の通りです。
2014年 倍率:4.5倍 応募数;79,646人
2015年 倍率:4.34倍 応募数:84,474人
2016年 倍率:3.75倍 応募数:75,097人
2017年 倍率:3.73倍 応募数:74,614人
2018年 倍率:3.74倍 応募数:74,851人
2016年からクォーターマラソン(10.54875km)を廃止、フルマラソンの定員を20,000人に増やしました。
そのため、応募数が減少、倍率も4倍を切り、ここ数年は安定した状態です。
2017年から大阪マラソンが同時期に開催するようになったことも応募数が減少した原因のひとつのようです。
しかし、まだ10人に4人弱しか走れないのですから狭き門であることには変わりはありません。
「神戸マラソンを走りたい!」と思わせる魅力は何なのでしょうか?
毎年、大会ゲストとして参加している有森裕子さんは「海を見渡して走れる。こんなに開放的なロケーションの大会はそうないですよ」と話しています。
神戸の街を堪能し、沿道からの心温まる応援を受けて走ることができるのはランナーとして何度でも走りたいと思わせるのかもしれませんね。
#神戸マラソン では、『みんなで咲かせる‟ #感謝と友情 ”の #ひまわり 』を掲げ、大会に関わるすべての人で大輪のひまわりを咲かせたいと考えています。
#神戸マラソンコース の、平磯海づり公園 付近“垂水ひまわり街道”や、 #神戸学院大学 前では、暑い中練習に励むランナーを元気づけています。 pic.twitter.com/cNcCuySRCc
— 神戸マラソン【公式】 (@kobemarathon) August 28, 2018
当選しやすくなる方法はある?
①倍率の低いエントリー枠を選ぶ
「神戸マラソン」には5つのエントリー枠があります。
2017の年エントリー別倍率は次の通りです。
初出場枠:15.24倍
年代別枠:2.24倍
キラキラ女子ランナー枠:7.54倍
フルマラソンの経験があり、年代別の設定タイムをクリアしていれば、年代別枠が1番当選する確率が高い枠となります。
②先着順の枠で応募する
神戸マラソン応援枠は、「神戸マラソン開催応援プロジェクト」の趣旨に賛同し、兵庫県と神戸市のふるさと納税に10万円を納めるとマラソン出走権を手に入れることができるものです。
寄付については、年末調整で控除も受けられますから、どうしても走りたい!という人は10万円を寄付するのも手です。
2018年大会の定員は350人、それぞれ175人ずつと思われます。
先着順のため、せっかく寄付をしても、351人目だと出走権を得ることができなくなります。
今年は4月2日から先着順にエントリー受付を開始し、6月14日に受付が終了しています。
2017年大会は5月2日に定員になっていますが、これは定員が200人から350人に増えたためと思われます。
念のため、早々に決断して申し込みすることをお勧めします。
まとめ
「神戸マラソン」は、第1回から「感謝と友情」をテーマに、震災復興への感謝を国内外に発信する大会として開催してきました。
大会公式サイトには、「人々のために走る」マラソンを目指していると書かれています。
今回台風21号の影響で大きな被害を受けた神戸ですが、今年、そして2019年も神戸を応援していく大会となっていくのではないでしょうか。