速く走れるようになりたいと願うお子さんって多いですよね。スポーツをするのであれば、足の速さが活きるスポーツも多いですし、やっぱり足が速いに越したことはありません!
今回は家で親子一緒にできる、走力アップの練習方法を紹介します!
踵で歩く
まず最初に紹介するのは、「踵で歩く」という練習です。歩く時に踵で着地し、踵以外の足裏を地面につけずに歩くというものですよ。
これは足首のバネを鍛えることにつながるのだとか。バネとは、純粋な脚力や跳躍力のことで、これがあればあるほどより速く走ることができるようになります。
踵で歩くだけですから、これならマンション住みなどで「下に音が響くと心配!」という親御さんも安心ですよね。勿論、踵で歩いているだけでは速く走れるようにはならないので注意も必要です。
ももあげ
続いて紹介する足が速くなる方法、家でできるトレーニングは、ももあげです。
まずは正しい姿勢から。家の壁などに対して両手をつき、身体が寄りかかるような体勢を作りましょう。
その後、片方の足を足のつけ根から大きく動かして膝がおへその高さまで来るように上げ、降ろしたら今度は反対の足を同様に上げる、というのを繰り返しますよ。
上げた足を下ろす際には足の裏を母指球(足の親指のつけ根より更に下、土踏まずよりは上の部分)から降ろすようにしましょう。
しっかりももを上げるように意識して、目指すはサニブラウン選手です!
【陸上100m】速く走るための家で簡単にできる練習方法 (youtube.com)
けんけん
続いて紹介するのはけんけん跳びです。片足でぴょんぴょんと跳ぶけんけん、誰もがやったことがある動きだと思いますが、これも足を速くするのに有効な練習のようです。
足を速くするためのけんけん跳びの練習について、大事なのは体の感覚を大事にしながら行うこと。ここでも足の着地の仕方が大事になってきますよ。
かかとを浮かしながら、土踏まずのあたりで着地するようにジャンプするのが正解。体にかかる負担は少なくなり、軽い力でジャンプできます。実際に走る時にも、この感覚で走ると速く走れるのですね。
腕振り
速く走るためにはフォームが大事。腕を正しく振る練習も足が速くなる方法、家でできる練習の一つです。
腕を大きく振ればそれだけ足の幅も大きくなり、歩幅が大きくなると当然足の速さも上がります。ただ、闇雲に振っていては速く走ることにはつながりません。
意識としては、ひじを使って後ろにパンチする感じです。この意識で腕を振れば正しいフォームになりますよ。親御さんが後ろでパンチの的役を務めてあげるのも有効です。
家の中で走れない時でも腕の振り方を練習して、正しいフォームを固めましょう。
伊東純也が説く「速く走れるたった3つのコツ」 家の中でできる超簡単な練習メニューを紹介 | スポーツ | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
飛行機のポーズ
速く走るためには歩幅の広さを大きくすることが大事。歩幅を大きくするためのトレーニングが飛行機ポーズです。
片足で立って、体を前の方に倒していき、頭からもう片方の足まで一直線になるような姿勢で体をキープします。「立つ足と体が垂直になるイメージ」「Tの字の形」になるのを飛行機に例えたポーズですね。
足が下がりすぎたり、逆に上がりすぎると効果は減ってしまいます。最初のうちは親御さんが支えてあげるのもいいですね。
目標タイムを設定する
目標を決めると練習のモチベーションも上がっていきますよね。具体的なタイムなどで目標を決めて練習をするのも、速く走るためには重要です!
ちなみに小学生の100メートル走 平均タイムは小学1年生で22秒台、小学6年生で17秒台ぐらいのようです。
男女の差では、小学生のうちはどの学年でも0.4〜0.8秒ほど男子の方が速いくらいのようですね。
最後に
今回は家で一緒にできる、速く走れるようになるための練習方法について紹介しました。
シンプルに脚力を鍛えるのも走力アップには大事。当然ですが、家の中での練習だけではなく、実際に外で思いっきり走ることも必要ですよ。