北京五輪が開幕して、熱戦が繰り広げられていますね!昨年開催された東京五輪でも新種目で大いに盛り上がりましたが、今回の北京五輪でも新種目が7つあります!そこで今回はその新種目についてご紹介していきます!
7つの新種目とは
スキージャンプ 混合団体
ボブスレー 女子1人乗り
フリースタイルスキー 男子ビッグエア
フリースタイルスキー 女子ビッグエア
フリースタイルスキーエアリアル 混合団体
スノーボードクロス 混合団体
スピードスケートショートトラック 混合リレー
以上が今大会から追加された新種目で、ご覧の通り4つが混合種目となっています。これにより、女子選手の参加率が史上最高の約45%に上る見通しで、ジェンダー・イコーリティー(平等)を推進するIOCの意向に沿ったラインアップとなっていることが伺えます。
各種目の注目ポイントをチェック!
スキージャンプ 混合団体
新種目で日本チームのメダルが期待されているのが、スキージャンプ混合団体です!
男女2名がエントリーし、女子-男子-女子-男子の順で1回ずつジャンプし、飛型点と飛距離点などの合計で上位8チームに入れば2回目に進み、計8回の飛躍の合計点で争います!
ジャンプ台はノーマルヒルで実施されるためラージヒルほどの大ジャンプは見られないかもしれませんが、選手がジャンプを行うごとに順位も激しく入れ替わるので最後まで目が離せません!出場選手が少ない分、誰かが失敗してしまった時のチーム力が試されます!
ボブスレー 女子1人乗り
ボブスレーは前方にハンドル、後方にブレーキがついた流線型の鋼鉄製そりを使って氷上のコースを滑る競技です。滑走速度が時速100キロを超えるため「氷上のF1」とも呼ばれているボブスレー。北京五輪のコースは最大勾配18度、カーブは16か所あり、らせん状に360度回る部分もある難関コースのようです。猛スピードでこの難しいコースをどのように攻略するのか、スピード感とともに戦略が見どころの一つです!
フリースタイルスキー 男女ビッグエア
フリースタイルスキー ビッグエアは、斜度20度以上の斜面を滑り降り、キッカーと呼ばれる踏み切り台からジャンプ、空中でエアの技術を披露する採点種目です。6人の審判が1人100点満点で採点し、最高点と最低点を除いた4人の平均点が得点となります。予選は2回のうち高い得点、または3回のうち高い方から2回の合計得点が採用され、上位12人が決勝へ進出。決勝は3回の試技で高い方から2回の合計得点で順位が決定します。
フリースタイルスキーエアリアル 混合団体
フリースタイルスキーエアリアルは、急角度のジャンプ台から飛び上がり、宙返りして空中での演技を競う採点競技です。テークオフ(踏み切り)の姿勢やエアの軌道、高さ、着地の正確さや質、難易度を5人の審判が採点します。エアリアル混合団体は男女1人以上による1チーム3人ずつで構成され、合計得点で争うため、男子2人、女子1人の編成で臨むチームが大半です。
スノーボードクロス混合団体
スノーボードクロスは、カーブや起伏に富んだコースで着順を争います。スノーボードクロス混合団体は、各チームが男女2人でペアを組み、男子からスタートします。1回戦から勝ち抜き方式で行われ、決勝は各チームの男女が同時にスタートし、先に2人がゴールした方が勝利。同着の場合は同順位となります。選手同士の接触はつきもので、ジャンプ台から着地する際には転倒も多いため別名「雪上の格闘技」とも呼ばれており、冬季五輪でも有数の激しい競技です。
スピードスケートショートトラック 混合リレー
スピードスケートショートトラック混合リレーはエントリーできるのが1チーム6名まで、その中から男女2人ずつが出場します。室内リンクのトラックを計18周、女子-女子-男子-男子の順で1人2度ずつ滑り、2000メートルの着順を競います。レースは1000分の1秒差の大接戦で勝負が決まることもあり、レース中も盛んに順位の入れ替わり、激しいコース争いで接触や転倒が起こることもあるので、一瞬も目を離すことができません!
まとめ
いかがでしたでしょうか。スキージャンプはお家芸ともいわれており、日の丸飛行隊の復活が期待されていますし、それができる力を持った選手たちが集まってきていると思います!小林陵侑選手は混合団体、男子団体、個人2種目の4種目でメダル、願わくば金メダルの獲得を期待したいところです!ボブスレーなど、日本での競技人口が少ない種目も、五輪を機に興味を持つ子どもが増え、強豪国の仲間入りができるといいですよね!