こんにちは。ウルトラジャンプに連載中の「ジョジョリオン」の第20巻(2019年03月19日発売)を読みましたのでご紹介します。
前巻では・・・生理痛でTG大学病院に行った広瀬康穂は、院内で東方常敏の妻である東方密葉を見かける。密葉の様子に異変を感じ、後を追う康穂。
康穂は、密葉の主治医である医師・羽伴毅(うーともき)が新ロカカカを奪った「救急車に乗っていた者」であることに気付く。すると密葉と共にいたはずの密葉の主治医・羽伴毅の姿が消え、密葉に更なる異変が!突如始まったスタンド攻撃、康穂は切り抜けられるのか?
それでは20巻のネタバレです。
ジョジョリオン【20巻】最新刊ネタバレは?
読んだ本(新刊#ジョジョリオン 20巻#荒木飛呂彦
吐き気をもよおす邪悪っ!!ロカカカ有りすぎでは?山ほどあって1個2億円だとほとんど廃棄してんだろ。 pic.twitter.com/lpKZyi7xyi
— 田中周 (@syuTanaka11) March 31, 2019
岩の破片に襲われる康穂と密葉。破片は二人の体の内部に侵入するために襲ってくる。破片の正体は羽伴毅の体の一部。
羽伴毅はスタンド能力により、体を粒子の大きさまで細かくばらばらにしたり、再び集まったりすることができることが判明する。
密葉密葉の体の異変はバラバラになった羽伴毅が密葉の体内に侵入し、操っていたのだ!
羽伴毅からの猛撃から逃げながら、康穂の話から、自分に施された美容の施術の正体がロカカカの等価交換によるものだということを知る。
自分の美容施術は何と等価交換されたのか不安を感じる密葉。
それはなんと妊娠中だった自分の胎児だった!
敵の目的を知り、自分の胎児を救うため、密葉は自らのスタンド能力を発動し、反撃に出る。
スタンド名は「アウェイキング・Ⅲリーブス」、自分を攻撃してくるエネルギーを自分の体から出した矢印まで移動する力を持つ。
密葉たちは能力を駆使して、初めて施術を受けた診察室へ向かう。たどり着いた診察室、そこには大量のロカカカが栽培されていた。
そこで康穂と密葉は、羽伴毅の目的がロカカカの等価交換先の制御であることを知る。密葉は実験台にされていたのだ!
秘密を知った二人を抹殺するために、再び猛攻に出る羽伴毅。ぎりぎりのところで助けに来た東方定助たちにより、羽伴毅はセメントで固められてしまう。
しかし、定助たちが探していた新ロカカカの枝は見つからなかった。新ロカカカは一体誰の手に?
ジョジョリオン【20巻】を読んだ感想
https://twitter.com/Myrtus_kqkrmr/status/1112170276274561031
羽伴毅の能力の恐ろしさが記憶に残ります。身体をバラバラにして相手の体内に侵入し、アレルギー反応を起こさせるという発想の奇抜さはさすが荒木先生といったところです。
今まで表に出てこなかった東方密葉の性格やスタンド能力がついに分かりました。東方家の能力はみんな優秀ですね。密葉の性格はきつくて頑固。自分の美しさの理想を追う姿は、さすが東方家の嫁というところです。
しかし、最後は自分の美しさよりも、胎児の命を優先する姿には感動しました。
ジョジョリオン【21巻】を考察
https://twitter.com/Myrtus_kqkrmr/status/1112170563286396928
少しづつ新事実が判明し、物語は終盤に差し掛かってきたようです。しかし、敵のボスの姿はまだ見えません。
荒木さんの描くボスキャラは皆、読み手に強烈な印象を与えてきました。一癖あるけれど、どこか人間臭く、憎めないのです。ジョジョリオンでは、どんなキャラクターを作り出してくれるのか、とても楽しみです。
もう一つ、気になるのは、東方常敏の息子、ると東方つるぎが病気を克服できるのかどうかというところです。新ロカカカの枝を手に入れた常敏とつるぎが、枝をどのように使っていくのか。次の話が気になります。