12月27日から開催される全国高校ラグビーは今回で98回を数えます。
年内に2回戦を終え、31日をお休みし、年明け元旦から3回戦が始まります。
準々決勝、そして準決勝、決勝まで勝ち進むチームはどこなのか?優勝候補と注目選手について解説したいと思います。
高校ラグビー2018-2019優勝候補と結果は?
東福岡高校(福岡県代表)
前回大会の準優勝校・東福岡は、日本代表候補11名という個々の能力も高い選手が集まるスター集団です。
部員は123人おり、層の厚さでは他校を大きく引き離しています。
全国屈指の激戦区・福岡県大会を圧倒的な強さで勝ち上がり、今年こそ優勝を狙っています。
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桐蔭学園高校(神奈川県代表)
春の選抜大会優勝校の桐蔭学園高校は、西高東低と言われる高校ラグビーの中で西の高校と互角に戦える東の横綱です。
2008年には東福岡と引き分け優勝を果しています。
持ち前の全員でボールをつなぐ継続ラグビーで単独優勝を目指します。
大阪桐蔭高校(大阪府代表)
前回大会、春の選抜ともに準優勝の大阪桐蔭高校は、フィジカルの強さが持ち味。
野球も夏の甲子園で優勝しており、それに続きたいところ。
激しい当たりで突破する攻撃ラグビーでシルバーコレクター返上を狙います。
※気になる結果については試合後に追記しますね。
高校ラグビー2018-2019出場校は?
2018-2019大会の参加校は全部で51校、47都道府県の代表となります。
参加数が多い北海道、東京、大阪がそれぞれ2校ずつ出場します。
さらに大阪は開催地としてもう1校出場することができます。
出場校は次の通りです。
https://twitter.com/Kanarugby_/status/1070957525036482561
出場校
※(A),(B)はシード校です
北北海道 旭川龍谷 39年ぶり3度目
南北海道 札幌山の手 2年ぶり17度目
青森 青森北 8年連続20度目
岩手 黒沢尻工業(B) 4年連続30度目
宮城 仙台育英 23年連続25度目
秋田 秋田中央 3年ぶり11度目
山形 山形中央 2年ぶり25度目
福島 聖光学院 初出場
茨城 茗渓学園(B) 7年連続24度目
栃木 国学院栃木 19年連続24度目
群馬 桐生第一 初出場
埼玉 深谷 2年ぶり10度目
千葉 流通経済大柏(B)24年連続26度目
東京1 早稲田実業 82年ぶり6度目
東京2 本郷 8年ぶり10度目
神奈川 桐蔭学園(A) 4年連続17度目
山梨 日川 13年連続48度目
長野 岡谷工業 2年ぶり30度目
新潟 新潟工業 15年連続43度目
富山 魚津工業 3年ぶり3度目
石川 日本航空石川(B) 14年連続14度目
福井 若狭東 3年連続30度目
静岡 静岡聖光学院 3年ぶり5度目
愛知 中部大春日丘(B) 6年連続8度目
岐阜 関商工 2年ぶり38度目
三重 朝明 7年連続9度目
滋賀 八幡工業 2年連続27度目
京都 京都成章 5年連続11度目
大阪1 大阪桐蔭(A) 7年連続13度目
大阪2 大阪朝高 4年ぶり10度目
大阪3 常翔学園(B) 4年連続37度目
兵庫 報徳学園(B) 3年連続44度目
奈良 天理(B) 3年ぶり63度目
和歌山 和歌山工業 4年連続24度目
鳥取 米子工業 2年ぶり8度目
島根 石見智翠館 28年連続28度目
岡山 玉島 2年ぶり2度目
広島 尾道 12年連続13度目
山口 大津緑洋 5年ぶり29度目
香川 高松北 5年連続13度目
徳島 城東 2年連続12度目
愛媛 新田 10年ぶり45度目
高知 土佐塾 7年連続18度目
福岡 東福岡(A) 19年連続29度目
佐賀 佐賀工業(B) 37年連続47度目
長崎 長崎北陽台(B) 2年ぶり17度目
熊本 熊本西 2年連続11度目
大分 大分舞鶴 33年連続57度目
宮崎 高鍋 8年連続26度目
鹿児島 鹿児島実業 5年連続19度目
沖縄 名護 2年ぶり17度目
高校ラグビー2018-2019注目選手は?
改めて思った部員多いな笑#東福岡ラグビー部 pic.twitter.com/RyDdnxJ9YO
— 藤本 大生 (@fujitai07241) June 23, 2016
アサエリ ラウシ選手(日本航空石川・3年)
トンガからの留学生・アサエリ ラウシ選手は恵まれた体格を生かした強力な突破力に加え、知的なプレーを使い分ける器用さもある選手です。
県大会は股関節痛の影響で欠場しましたが、全国大会は出場予定。
チームの上位進出のために活躍が期待されます。
福井 翔選手(東福岡・3年)
123人を束ねるチームの主将を務める福井 翔選手は、アメフトから転向し、京都から福岡の東福岡高校へ入学しました。
持ち味のスピードと強いタックルでチームの優勝に貢献したいところです。
伊藤 大祐選手(桐蔭学園・2年)
前回大会ではCTBとして1年生ながらレギュラーで活躍した伊藤 大祐選手は強いフィジカル、力強いランが持ち味です。
今大会はFBとして出場し、チームの中心選手として活躍が期待されます。
まとめ
2019年はラグビーW杯が日本で開催されます。
前大会での日本代表の活躍によりラグビー人気も高まっています。
リニューアルされた花園ラグビー場で行われる初の大会、そして平成最後の高校王者はどこなのか?
ライブでしっかり応援したいですね。