2025年の開催が決定した大阪万博2025。
東京五輪が2020年の開催を控え、続けて国際的な大きなイベントを日本で行われることが決まり日本中が大きな歓喜に沸いています。
世界各国からの旅行客などが大阪を訪れることが予想されますが、気になる経済効果はどれほどが予想されるのでしょうか。
そして、大阪万博に対する予算や株価など万博がもたらす日本経済の現実など社会的な面から特集します!
大阪万博2025の経済効果は?
フランスの首都パリで開催された2025年に開催予定の万博開催国を決める、博覧会国際事務局による総会が開かれ、我らが大阪が開催国として選ばれたことが先月発表され日本中が歓喜に沸きましたよね!
1970年に開催されていらい実に55年ぶりとなる大阪万博。
2005年に愛知県でも万博は開催されましたが、2度も大阪が選ばれるなんて私は関西在住なのでニュースを観た瞬間に大喜びでした♪♪
この万博開催が、私など庶民に直接経済などで影響があるとは思っていないのですがそれでもやっぱりうれしいもの。
だけどそれでも、観光業の方々にはかなりの経済効果が期待できますよね。
なんでも、大阪の地元企業などからはかなりの喜びの声が挙がっているそうです。
それでは、大阪万博開催が決定した中で万博がもたらす経済効果はどれほどが予想されるのでしょうか。
なんと、その経済効果は驚きのおよそ2兆円。
これは勿論試算されている金額ですが、大阪府によると2025年5月3日~11月3日の185日間開催され、想定来場者数は約2800万人と予想されているんです。
世界から見れば、日本=TOKYOというイメージが強いですがそんな中で大阪万博の開催が決定し世界に日本はTOKYOだけではないんだよ!!!
と、アピールできるいいチャンスですよね♪
大阪万博2025の予算は?
それでは、約2兆円の経済効果をもたらせると予想されている大阪万博ですが日本が今回の大阪万博にあてている予算はどれくらいなのでしょうか。
実は、今回の万博開催地に決まっている夢洲は未だ埋め立て途上にあるため今後さらなる埋め立てが必要になり、150国以上が出展予想しているパビリオンなどの建物の会場建設費が驚きの約1250億円。
しかも更に、人件費や事業運営費として約820億円と言われていますがこれは入場料の9割でまかなうとしています。
因みに、会場建設費の1250億円ですがこれは国・大阪府・市が3等分で負担することになっているんです。
さらにこれとは別で、大阪メトロ中央線を延伸するなどの交通インフラの整備などでも費用は掛かってくるのでいったい大阪万博にいくらの予算が組まれていることやら。
東京五輪の開催で既に莫大な税金が使われていて国庫が空っぽのはずなのに、借金大国とも言われている私達日本はお金を本当に出せるのか?
など、疑問や不安の声が挙がっています。
大阪万博2025による株価は?
予算が本当に出せるのが不安すぎるほどの費用がかかってくる大阪万博ですが、株価はどうでしょうか。
実は大阪万博開催が決定する以前から、夢洲付近に立地しているホテルや近隣の企業などに注目は集まっていました。
そして、大阪万博の開催が正式に決定した週明けには早速株式市場に変化が。
どんな変化かというと、今回の万博開催地の大本命と言われていたフランスのパリが辞退したことによって、以前から勧められていたカジノ構想も絡みテンバガーと言われる株価10倍が発生しました。
今後さらに、海外からの参入なども見込まれ株価は大きく変化することが予想されます。
日本経済の現実は?
それでは最後に、日本経済の現実という側面を見てみましょう。
一度上記でも触れましたが、借金大国の異名を持つ日本がオリンピック後に万博開催なんてどれだけの税金を使用するつもりなんだ!
というネットの声も多く見られます。
「東京五輪に大阪万博の開催決定って。高度経済成長期みたい」
という様な、過去のオリンピックと万博がもたらした経済効果を期待する声もあります。
しかし
「オリンピックだけでも無駄が多く、税金ほとんど使うくせに万博って・・」
「大阪万博開催ってみんな本当にうれしいの?他にもっと、災害とかで家を失って未だに苦しんでる人達に税金使うべきでしょ?」
などの声も多く、ひとえに万博がもたらす経済効果を期待するよりも他に使用しなければいけない社会問題を日本は多く抱えている事を訴えている人も。
いったい、日本の経済にどれだけの利益をもたらすのか。
期待もありますが、やはり不安もありますね。
まとめ
いかがでしたか?
約2兆円の経済効果が期待されている大阪万博2025.
しかし、良い事ばかりではなく予算に莫大な金額が使用される事も忘れてはいけません。
勿論、万博開催は嬉しいですが確かに他にもっと税金を使用すべき問題は山積み。
手放しで喜んでいる人ばかりではないようです。