一気に寒くなり、お正月に向けて加速して年賀状などの準備など皆さん忙しく過ごしていると思いますが、そんな中で喪中はがきを貰った相手には皆さんどうしていますか?
年賀状だけでなく、お歳暮や香典マナーなど喪中はがきを受け取った時の返事の仕方など大人として絶対に知っておきたい常識マナーについてご紹介しましょう!
喪中はがきが届いたら年賀状はどうする?
高齢者の平均寿命がどんどん高くなり、国際的にも長寿大国として知られている日本。
高度な医療技術などの進歩によって、健康に生活できてはいますがそれでも悲しい別れは必ず誰もに訪れます。
そんな時に、遠方の親戚や知人などにその連絡方法として長く使用されているのが喪中はがき。
喪中はがきとは、年賀欠礼状という名前も持っています。
「身内に不幸ごとがあったので、年賀状を送ることができません」という意味で、12月になると送られてくることが多いですよね。
喪中はがきを送った側は、新年のあいさつをする年賀状を送るのを控えるという事は大人なら誰もが知ってる常識です。
ですが、喪中はがきを受け取った側はどうでしょうか?
喪中はがきを受けとった側は、年賀状の挨拶はどうすればいいのか。
実は知っていると思っていても、あんまり知られていないこのマナーなんですがはっきりとした決まったルールはありません。
けれど、先方は喪に服しているので「新年あけましておめでとう」という様なメッセージの書かれている年賀状を送ることは控えるべきです。
わざわざ、不幸ごとで年賀状は送れません。ごめんなさい。と知らせてくれているのに、そんなお相手に年賀状を送るってかなり失礼ですよね。
けれど、せっかくのお正月なので相手が寂しい想いをしているかもしれませんので年賀状ではなく相手側を気遣ったメッセージなどを書いた手紙を送ってみるのもいいでしょう。
喪中はがきが届いたらお歳暮はどうする?
それでは、新年のあいさつである年賀状を送ることは控えた方がいい喪中はがきですがお歳暮はどうでしょうか。
年賀状と並び、年末の一仕事のお歳暮ですが喪中はがきを受け取った相手側に贈っても問題はありません。
それはなぜかというと、お歳暮というのはそもそも普段からお世話になっている方への感謝の気持ちという事で送るものなので、お祝い事という意味はなく喪中はがきを受け取っても送ることは失礼にならないのです。
ただ、ここで覚えておかなければならないマナーがあります。
1、紅白の水引はかけない
2、無地の短冊を折って、お歳暮と表書きに書く。
3、もし、相手側の49日が明けていない場合は喪が明けるまで送るのを待つ。
これらの点に注意してお歳暮は準備しましょう。
喪中はがきが届いたら香典やマナーは?
それでは、続けて喪中はがきが届いた場合の香典のマナーです。
一昔前までは、町内などで誰かが無くなれば町民全員がお葬式に参列するぐらいが当然でしたが現在では、身内だけで葬儀を済ませる事が増えて、喪中はがきを受け取り亡くなったことを把握する人も増えていますよね。
そんな中で、喪中はがきが届いたら香典はどうすればいいのでしょうか?
実は、はっきりとした正解はありません。
しかしもし、皆さんの中でも香典を贈ろうと思っているならば高額なものはやめておきましょう。
なぜならば、遺族側からすれば高額なものを送られると香典返しで頭を悩ませてしまうからです。
喪中はがきを受け取り香典を送るか考えるならば、今回はお悔やみの言葉を相手側に伝え1周忌などに花などを送るのがいいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
そろそろ皆さんの手元にも喪中はがきが届いているのではないでしょうか?
本来ならば喪中はがきという、悲しいお知らせは受け取りたくはありませんがいつかは必ず経験する事ですのでマナーを頭に入れておくと今後助かるかもしれませんよ!