こんにちは。猛烈な台風26号が、24日ではマリアナ諸島にあり西北西へ進みました。サイパンやグアムではかなり被害が膨らんでいます。
この進路ですが、まだそのまま西へ進むか北上するか分かりません。
中心の気圧は905hPa、中心付近の最大風速は60メートル/秒。風速25メートル/秒以上の暴風域を伴っています。
それでは詳しくみていきましょう
台風26号進路2018の予想図は?
10月24日(水)18時、猛烈な勢力の台風26号(イートゥー)は、グアムの東を西北西に進んでいます。一日で猛烈な台風に発達しました。中心付近の最大風速は60m/sとなって、今年最も強い台風となりました。
10月29日(月)6時、非常に強い勢力となりフィリピンの東の海上を西よりに進んでいます。
台風26号 29日(月)6時
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 非常に強い
移動 西南西 15 km/h
中心気圧 935 hPa
最大風速 50 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 70 m/s
ちなみに台風の名前ですが、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられています。
台風26号のイートゥー(Yutu / 玉兎)は、中国が提案した名称で、民話に登場する月のうさぎのことです。(セーラームーンの月野うさぎか?と個人的に思ってしまいました)
29日(月)6時現在、非常に強い勢力の台風26号(イートゥー)は、フィリピンの東の海上を西よりに進んでいます。
沖縄の沿岸では、波が高くなっており、警戒が必要です。
台風26号は、フィリピンを通過したあと、南シナ海で進行方向を北寄りに変える可能性が高くなっています。https://t.co/VsasOlsHHg pic.twitter.com/Z4IiN8TN5E— ウェザーニュース (@wni_jp) October 28, 2018
台風26号進路のシュミレーション図は?
先週の台風26号の動きはこちらです。
(画像引用:https://weathernews.jp/s/topics/201810/240195/)
複数のシミュレーションモデルを比較すると、週明けにかけてフィリピンの東へと西進を続ける予想をするものが多くなっています。
その後、10月29日(月)の時点では、あす30日(火)の早朝から、非常に強い勢力でフィリピンへ接近する予想となっています。
(引用:https://weathernews.jp/s/topics/201810/290005/)
世界各国の気象機関の気象シミュレーション予想を比較すると、台風はフィリピンに上陸後は南シナ海へと抜け、進行方向を北寄りに変える可能性が高くなっています。
その先の進路や勢力はまだ不確定となっています。
今年最大予想となる理由は?
台風26号は23日(火)9時現在、日本のはるか南東の海上を進んでいます。急速に発達し、強い勢力になりました。
この後も発達し、猛烈な勢力になる見込みで、そうすると年間の過去最多記録となります。
その後の進路はまだ予想がわかれているので、最新情報を確認してください。https://t.co/RA8uYH2BYh pic.twitter.com/KAuLK4JfUR— ウェザーニュース (@wni_jp) October 23, 2018
上の図は10/23の9時のものですが、海面水温分布をみると、日本列島周辺では夏場と比べて水温は低下しているものの、台風存在するマリアナ諸島周辺海域では夏場と同じかそれ以上の高い水温となっています。
台風はこの海水温の高い地域でエネルギーを得て、急速に発達します。
こちらのウェザーニュースで詳しく説明しています。
今年これまでに最も発達した台風は22号で、最盛期の中心気圧は905hPa、最大風速は55m/sでした。
10月29日のウェザーニュースはこちらです。
最大風速が60m/s以上となるのは、2016年の台風22号以来で約2年ぶりです。
そして週間天気予報はこちらとなっています。今後の動きに注意してください。
【週間天気】この先1週間のポイント
・冬型の気圧配置 日本海側で荒天続く
・各地10℃未満の冷え込みとなる日も
・台風26号 沖縄では波の影響あり
▼詳しくはこちら▼https://t.co/mAbivbg1EA pic.twitter.com/xznhVQrV2A— ウェザーニュース (@wni_jp) October 28, 2018