2018年7月1日、2014年10月に現役を引退していた高橋大輔さんが現役復帰を発表しました。
4年経った今、何故高橋大輔さんは現役復帰を決意したのでしょうか?
今回は、復帰の記者会見の内容から復帰の理由を考えてみたいと思います。
また、復帰の試合、今後のスケジュールなども調べてみました。
高橋大輔の現役復帰はなぜ?記者会見で語った内容!
7月1日午後8時半より行われた記者会見で高橋大輔さんは2018-2019シーズン限定で現役復帰することを発表しました。
復帰を決断した時期は、全日本選手権が終わった後だったそうです。
「全日本選手権でそれぞれの思いを持って滑る選手たちを見て、こういう戦い方も良いんじゃないかと思えるようになった」と話しています。
復帰は今年1年限定のもので、「全日本選手権の最終グループに入って、彼ら(羽生結弦選手、宇野昌磨選手)と一緒に6分間練習や公式練習をしたい」とのこと。
また、「自分にはフィギュアスケートというものが軸にないとダメだなと思った」ことが現役に戻りたいと思った1番の理由なのだそうです。
「今までは期待に応えたいだったり、そういう中で戦ってきたが、今回は誰かのためだけにということではなく、自分のためにやっていきたいと思っています」と語っています。
「今後スケートを軸として生きて行くなら現役選手として追い込んでいったほうがいい。年齢的にもまだ間に合う。だから現役復帰をした」と自らを追い込み、これからの人生をスケートともに歩むことを決意したそうです。
Daisuke Takahashi
『 Moonlight Sonata 』
2013 4CC-WORLD StSq つなぎ①#高橋大輔 #daisuketakahashi pic.twitter.com/v6fBvQgxYa— Akkii (@akm11_akkii) September 23, 2018
復帰の試合は「近畿選手権大会」 所属やコーチは?
現役復帰の初戦は地区ブロック大会の「近畿フィギュアスケート選手権」となる予定です。
そこから西日本選手権を通過出来れば全日本選手権に出場することができます。
近畿ブロックから西日本へは13人が通過できますが、エントリーが13人に満たないため、出場すれば西日本へ進めます。
次の西日本では上位13人に入ることが出来れば全日本に出場できますが、問題なくクリアーできると思われます。
所属は以前と同じ関大クラブ、コーチも長光歌子先生に再び指導をお願いしているとのことです。
ショートやフリーの新プログラムは?
気になる新プログラムですが、ショートプログラムは坂本龍一作曲の「The Sheltering Sky」、フリーはジョン・グラントが作詞と作曲した「Pale Green Ghosts」。
振付はショートがデービット・ウィルソン氏で、2011-2012シーズンぶりに高橋大輔さんから依頼、フリーはブノア・リショー氏から振付したいと依頼があったそうです。
高橋大輔さん曰く、ショートは高橋大輔さんらしい曲、フリーは今までにない新しいものになるそうです。
>RTs 村尾パパさん、守らないで攻めていくことにした大輔さんの復帰、応援してくださいね。英訳付きクリップも再掲 Yes, Daddy Murao, Daisuke is not anywhere near being defensive! #daisuketakahashi #ZERO #高橋大輔 pic.twitter.com/4n7ECylq6s
— izayukam (@SachikoHR) September 28, 2018
現役復帰の理由と対してのファンの気持ちは?
高橋大輔さんが語った復帰に至った理由について、個人的には少し甘いのではないかと感じています。
もちろん、高橋大輔さん本人が決めた復帰に敬意を評していますし、どんな演技を見せてくれるのか楽しみにもしています。
高橋大輔さんは4年前に現役時代を引退後、「スケートが大嫌い、もうスケート靴を履きたくない」コメントしています。
このコメントを聞き、当時は残念だな、勿体ないなと思った記憶があります。
その後、高橋大輔さんはスケートから離れて、自分の新しい可能性を追求するためにアメリカに渡り、ダンスと語学を勉強していたはずです。
ところが、わずか1年程度で帰国、レポーター、ナビゲイターなどの仕事にも挑戦にもされて頑張っていました。
フィギュアスケートのナビゲーターのお仕事をしていた時、#高橋大輔選手 の、
全日本選手権初出場時の画像を出されて、動揺する大輔さん💦
それでも、きちんと後輩のスケーターのためにアドバイスをする。
その点がリアルアスリートですね✨#高橋大輔#daisuketakahashi #Dせれくしょん pic.twitter.com/uXTGC44NNg— Dせれくしょん (@pLAyBaCk8376D) September 23, 2018
織田信成さんが引退後、解説者として確固たる地位を築き、バラエティ番組でも、明るいキャラで人気者となったのとは対照的に何をやってもうまく行かなかった印象です。
今回は「スケートは嫌いだけど、他に何もできなかったから、スケートに戻るしかない」という風にも受け取れてしまいますね。
全日本選手権の最終グループが最終目標ということですが、昨年の全日本選手権で山本草太選手の演技に観客が感動、涙したのは、山本草太選手のここに行き着くまでの過程を知っていて、度重なるけがにも必死に前に進もうとする気持ちが観客に通じたからこそ感動したのです。
何か今、このトーク観たら
不思議な感じ😘👍
.真央ちゃん
「まだ戻れるよ」
大ちゃん
「殺す気か」笑
💗💗#高橋大輔#浅田真央#スタオントーク pic.twitter.com/YwKy8OFJsh— moonk (@MjKazut) September 22, 2018
浅田真央さんが復帰した時は、高難度なジャンプも取り入れた難しいプログラムに挑戦しています。
高橋大輔さんが、女子ばかりが注目される中、男子フィギュアの人気を押し上げてくれたからこそ、今の人気があるのは間違いありませんので、
「30歳を超えてもこれだけ成長できるという姿を、12月が終わったときに見せられるスケーターにはなっていたいかなと思います」という言葉通りの結果を見せてほしいと思っています。
まとめ
高橋大輔さんの現役復帰に対しては、歓迎する声が多いと思います。
少し厳しいことも言いましたが、基本的にはどんな演技を見せてくれるのか期待しています。
まずは万全の体調で試合に臨み、今できる最高の演技をしてくれれば、心から拍手をおくることができると思っています。