ワールドカップ2018

中島翔哉選手のプレースタイルや経歴は?メジャーになれなかった理由とは!

いよいよワールドカップの開幕が近付いてきました。日本代表はどこまで勝ち上がることができるか非常に注目です。
ワールドカップでは常にニューヒーローが登場します。折しも今大会はこれまでの主力選手が選考外になる可能性もあり新たなヒーローが求めらる状況です。
この記事ではニューヒーロー候補の中島翔哉選手についてまとめました。

中島翔哉選手とは!

中島選手はワールドカップ直前の今年2018年3月になって初めて日本代表に呼ばれましたので彗星のごとく現れたような印象がありますが、既にキャリアが十分な選手ではあります。

2016年のリオ五輪では日本代表の10番を背負ってゴールも奪っています。しかしここまで印象が強くないのはJリーグでの活躍があまりなかったからではないでしょうか。

今はポルトガルのチームに所属して活躍しており、大活躍中ですが日本ではチームで絶対的な存在にはなれていませんでした。

Jリーグデビューは18歳の時ですし、その年には現在も破られていないハットトリックのJリーグ最年少記録も更新しています。

では何故そこまでメジャーになれていなかったのでしょうか。それは彼のプレースタイルと所属クラブが影響していたと思います。

中島翔哉選手のプレースタイルと経歴は?メジャーになれなかった理由とは!

中島選手はテクニックに非常に優れていて、とにかく前に仕掛けていくタイプの選手です。しかしそれ故にボールを持ちすぎてしまう部分はあります。

最初に所属したのはJ2の東京ヴェルディです。中島選手はヴェルディの下部組織出身で、ヴェルディは下部組織出身の若手を積極的に起用することでも有名なチームですが、それが合わなかったと思います。

J2のサッカーは肉弾戦も多く、テクニックというよりは中盤を省略したサッカーが多くなります。そうするとボールを持ってこそ輝く中島選手がなかなか生きません。これはチームと言うよりはリーグの問題かもしてません。

その後FC東京に移籍しますが、実力者が集まる東京ではなかなか出番がありません。出場機会確保のために再びJ2のカターレ富山に期限付きで移籍しますが、そのテクニックが優れている故に相手からのマークも厳しく、また中島選手を生かせる味方も少なかったためにそれほどの印象を与えられていません。

一方でその時期はオリンピックを目指す日本代表の常連でもありましたが、周りの選手もレベルが高く、ボールが良く動く国際試合では大活躍をしています。

本人も海外向きだと認めていますが、J2でのサッカーは彼に合わなかったのでしょう。
その後FC東京に復帰して重要なゴールをいくつか決めると、念願の海外移籍のチャンスを掴み取ることに成功し、今に至ります。

中島翔哉選手に期待すること

その仕掛ける姿勢、突破力は日本にとって大きな武器になります。劣勢になった場合には一人でチャンスを作れる選手というのはとても重要になってきます。

また、国際試合こそ強いというのも魅力的です。フル代表での実績は乏しいですが、勝負強い選手はどの舞台でも同じように自分の力を発揮できます。

小柄ながらパワフルなミドルシュートも持っていますので、出場すれば日本の攻撃のパターンを増やしてくれることでしょう。

まとめ

中島選手が登場したことで日本の攻撃陣はさらに強化されました。今までにないタイプの選手なのでチームの戦術の幅も広げてくれることでしょう。

ワールドカップで勝ち上がるには勢いのある選手の存在が必要になります。好調を維持している中島選手がその勢いのまま活躍してくれれば日本がベスト8の壁を破るのも夢ではありません。ニューヒーローの活躍に期待しましょう。

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ひらり
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