独特の歌声と表現力で注目を集めるアイナジエンド。BiSHの元メンバーとしても知られ、現在はソロ活動で高い評価を得ています。そんな彼女について、「ハーフなの?」「母親が元アイドルって本当?」といった噂が浮上中。
この記事では、アイナジエンドがハーフなのかどうか、母親のことや家族構成、そしてこれまでの経歴について詳しく紹介していきます。
アイナジエンドはハーフなの?
アイナジエンドは「ハーフなのでは?」という噂がささやかれてますが、実際は日本人です。出身地は大阪府豊中市で、本名は「飯谷愛菜(いいたにあいな)」。生まれも育ちも日本で国籍も日本です。
名前や印象的なビジュアルから海外にルーツがあるように見られることもありますが、本人からそのような発表はありません。韓国ドラマの主題歌を担当したことから、「韓国との関係があるのでは?」と憶測が広がったこともありました。
しかし、アイナジエンドは両親とも日本人で外国籍の要素はなく、純日本人のアーティストです。
アイナジエンドの母親は元アイドルって本当?
アイナジエンドの母親は、実は元アイドルだったそうです。2022年12月に放送された日本テレビ『マツコ会議』に出演した際、本人がそのエピソードを明かしています。
母親は「自分は東京で歌手として成功する夢を叶えられず、大阪に戻って結婚したけれど、その夢を娘が叶えてくれて本当に嬉しい」と語っていたそうです。また「学校は休んでもいいけど、ダンスだけは絶対に休むな」とアイナジエンドに伝えていたとのこと。
母親の強い思いが、現在のアイナジエンドの表現力と音楽への情熱を育てたのかもしれませんね。
アイナジエンドの家族について
アイナジエンドの家族構成は、父親・母親・本人・妹の4人。オリジナリティ溢れるアイナジエンドの世界観は、家族からの影響が大きかったようです。
芸術肌の父親は写真家
アイナジエンドの父親は、写真家であり芸術家としても活動しています。大阪にあるフォトスタジオを経営しており、ネット上では「有限会社ニコライス」がそのスタジオではないかと噂されています。
絵を描くことも得意で、芸術的センスにあふれた父親の存在は、アイナジエンドの感性にも大きな影響を与えたようです。小学生の頃に「宝塚に入りたい」と話したアイナジエンドに、「顔で落ちるで」と関西らしいユーモアで返したという微笑ましいエピソードもあります。
妹は実力派ダンサー・REIKA
アイナジエンドの妹は、ダンサーとして活躍するREIKA。2015年には「全国 Miss Dance Drill HIPHOP部門」で優勝という輝かしい成績を収めています。
2017年にはアメリカ・フロリダで開催された「ICU Cheerleading 世界選手権」や「DANCE WORLD 世界選手権」のHIPHOP部門でも優勝し、世界の舞台でその実力を証明しました。
姉妹そろって高いダンススキルを持ち、現在REIKAは大阪でダンス教室の講師をしているそうです。
アイナジエンドのこれまでの経歴
幼い頃からダンスに親しみ、表現者として成長してきたアイナジエンド。彼女がどのように現在のアーティストとしての地位を築いたのか、ここからは、その歩みを詳しく見ていきましょう。
幼少期から音楽に親しむ
アイナジエンドは1994年12月27日生まれ、大阪府豊中市出身。万博記念公園の近くで育ち、幼いころから芸術的な環境に恵まれていました。4歳頃からダンスを習い始め、中学生になるとミュージカルスクールにも通っていたそうです。
幼少期からダンスと音楽に親しんできた経験が、現在の圧倒的なステージパフォーマンスの原点になっていて、まさに「生まれながらの表現者」といえる存在です。
ダンス仲間の後押しで上京
アイナジエンドは大阪府の履正社高等学校を卒業した時点で大学に合格していました。しかし、ダンス仲間から「アイナは歌をやるべきだ」と強く勧められ、音楽の道を選んで上京したのです。
上京後はカラオケ店やアパレル店などでアルバイトをしながら、路上ライブで歌声を磨きました。ソロシンガーとして自作曲を発表する一方で、バックダンサーが集まったユニット「PARALLEL」にも所属していました。
BiSH加入でブレイク後、ソロでも才能を発揮
2015年、アイナジエンドはBiSHのオーディションに合格し、グループのメンバーとして活動を開始。圧倒的な歌唱力と表現力で瞬く間に注目を集めました。
2016年には声帯結節の手術で一時休止するも、復帰後はBiSHとして活動を続けながら、MONDO GROSSOやDISH//などの作品にも参加。さらに、2017年の「WACK総選挙」で2位を獲得しソロデビューを果たすと、初の作詞・作曲曲「きえないで」で音楽的才能を発揮しました。
その後、シンガーソングライターとして本格的に活動を始めることになります。
撮影中の事故を乗り越え、映画初主演へ
2023年3月、アイナジエンドは撮影中の事故で額に大けがを負い、約30針縫う治療を受けたのです。SNSでは「悔しいけれど、この傷跡も大切にする」と前向きな言葉を残し、多くのファンを励ましました。
ケガから復帰後、同年10月公開の映画『キリエのうた』で初主演を務め、その演技力が話題に。さらに、報知映画賞新人賞や日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、俳優としても大きく飛躍しました。
BiSH解散後も進化を続ける!
2024年7月にBiSHが解散した後も、アイナジエンドの活躍は止まりません。8月には米津玄師のアルバム『LOST CORNER』収録曲「マルゲリータ + アイナ・ジ・エンド」にボーカルとして参加し、大きな注目を集めました。
さらに、ドラマ『なんで私が神説教』の主題歌「Aria」を書き下ろし、ジャケットのイラストは父親が手がけたことでも話題になりました。
2025年には、7月から放送のアニメ『ダンダダン』第2期のオープニング曲「革命道中」を発表し、アーティストとして進化を続けています。
まとめ
アイナジエンドはハーフではなく、大阪府出身の日本人アーティストです。写真家の父と元アイドルの母のもとで育ち、幼少期からダンスや音楽に親しんできました。
BiSHでのブレイクをきっかけに、独自の世界観で注目を集め、映画やソロ活動でも高い評価を獲得しています。今もなお進化し続ける彼女のこれからの活躍が楽しみですね。