こんにちは。異例の早さで発生する台風。今年はかなりのハイスピードでの発生となっています。22号が発生と同時期に23号が発生。名前は「バリジャット」
こちらの記事では台風23号の進路予想図や気象庁の最新情報、名前の由来や2018年の発生日一覧をまとめました。
台風23号2018進路予想図は?
9月11日9時に南シナ海で台風23号が発生し、西へ20キロで進んでおり、ベトナムに向かっています。22号もほぼ同時期に台風となり、9/10にグアムを直撃しています。
気象庁の最新情報は?
出典:https://www.jma.go.jp/jp/typh/
気象庁の発表では
平成30年09月13日13時10分 発表
<13日12時の実況> 大きさ – 強さ – 存在地域 華南 中心位置 北緯 20度50分(20.8度) 東経 110度10分(110.2度) 進行方向、速さ 西 20km/h(12kt) 中心気圧 1000hPa 中心付近の最大風速 18m/s(35kt) 最大瞬間風速 25m/s(50kt) 15m/s以上の強風域 全域 110km(60NM) 引用:気象庁
台風23号の日本への影響はなく、今後の動きは
<14日00時の予報> 強さ – 存在地域 トンキン湾 予報円の中心 北緯 21度00分(21.0度) 東経 107度50分(107.8度) 進行方向、速さ 西 20km/h(12kt) 中心気圧 1000hPa 中心付近の最大風速 18m/s(35kt) 最大瞬間風速 25m/s(50kt) 予報円の半径 70km(40NM) 引用:気象庁
台風のこの時期までの発生数は平年でいくと16個くらいです。昨年の23号は10月末に発生しており今年がすでに23個ですのでかなりのハイペースとなっています。
23号は14日午前9時までに熱帯低気圧に変わる見込みです。
22号も日本列島への影響はない見込みですが、太平洋側の海上ではうねりが入って波がやや高くなりそうです。
また、フィリピンから華南、ベトナム方面は15日(土)から17日(月)にかけて大きな影響が懸念されます。もし3連休でこの方面に行く予定のある方は、最新の台風情報や運航情報はこまめに確認するようにしてくださいね。
台風23号の名前や理由も!
9月11日9時、南シナ海の台風23号「バリジャット」が発生しました。
ではこのバリジャットの名前の由来は何でしょうか?以前は英語で女性の名前と聞いたことがありますが、果たしてそうなのでしょうか?
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
2018年台風23号までの名前と発生一覧
では今年2018年に発生した台風の名前と発生一覧です。
ご覧の通り1月・2月・3月は各1回に対し6月以降急に台風発生が増えました。特に8月は9個の台風が発生するなど今年はかなり増えています。
台風1号 | 1月3日 | ボラヴェン |
台風2号 | 2月11日 | サンバ |
台風3号 | 3月25日 | ジェラワット |
台風4号 | 6月6日 | イーウィニャ |
台風5号 | 6月8日 | マリクシ |
台風6号 | 6月15日 | ケーミー |
台風7号 | 6月29日 | プラピルーン |
台風8号 | 7月4日 | マリア |
台風9号 | 7月17日 | ソンティン |
台風10号 | 7月18日 | アンピル |
台風11号 | 7月23日 | ウーコン |
台風12号 | 7月25日 | ジョンダリ |
台風13号 | 8月3日 | サンサン |
台風14号 | 8月7日 | ヤギ |
台風15号 | 8月12日 | リーピ |
台風16号 | 8月13日 | バビンカ |
台風17号 | 8月14日 | ヘクター |
台風18号 | 8月15日 | ルンビア |
台風19号 | 8月16日 | ソーリック |
台風20号 | 8月18日 | シマロン |
台風21号 | 8月28日 | チェービー |
台風22号 | 9月7日 | マンクット |
台風23号 | 9月11日 | バリジャット |