「愛媛マラソン」は2019年で57回目を迎える歴史ある大会ですが、市民マラソンとなったのは2010年からです。
市民ランナーからも評価の高い「愛媛マラソン」のエントリー方法や、倍率、当選しやすくなる方法について調べてみました。
愛媛マラソンエントリー方法は?
2019年の「愛媛マラソン」は、2019年2月10日(日)に開催予定です。
エントリー方法は次の通りです。
※受付期間は終了しています。
アスリート枠
募集定員:3,000人
資格審査受付期間:7月2日~7月31日
受付期間:2018年8月6日~8月17日(先着順)
アスリート枠はエントリー前にまず、「アスリートエントリー資格審査」を通過する必要があります。
資格審査を受ける方法は、その受付期間内に大会事務局まで自身の記録を照明できる完走証や記録証を提出し、審査結果が来るのを待ちます。
結果は、7月下旬~8月3日までメールか郵送で通知があります。
フルマラソン資格タイム
男子:3時間30分以内
女子:4時間00分以内
資格タイムは2016年1月1日以降、公認コースでのグロスタイムに限ります。
※グロスタイムとは・・・号砲からゴールまでの時間
ただし、直近の過去3大会で資格タイムをクリアしているランナーに対して事前の大会事務局からエントリー専用のURLアドレスと、QRコード、そして、専用のパスワードが記された案内通知が届きます。
その案内通知が来た人のみ応募することができるのです。
案内通知が来たからと言って、大会に出場できるのではなく、あくまでも資格を得ただけです。
先着順ですので、忘れずにエントリーをしておきましょう。
一般枠
募集定員:7,000人
受付期間:2018年8月21日~9月1日(抽選)
他の大会と比べると、受付期間が短いため、抽選だからと言ってのんびりしていると、受付が終了してしまいます。
両枠ともに、インターネットの専用サイト「ランネット」からの申し込みとなるため、事前に登録しておく必要があります。
また、インターネットを利用できない場合は、往復ハガキでエントリーすることもできます。
愛媛マラソンの抽選結果はいつ?
2019年のエントリーは8月31日に終了しています、
大会公式サイトでは、抽選結果について当選・落選にかかわらず、9月末に連絡するとしています。
ちなみに2018年大会は、2017年の9月27日に発表されていますので、今回も26,27,28日あたりではないでしょうか。
無事当選したら、参加料の入金を忘れずに済ませておきましょう。
支払い方法はコンビニ、クレジットカード決済のいずれかです。
参加料はアスリートエントリー枠、一般枠ともに9,180円と手数料472円が必要です。
参加料は、運営費不足による赤字解消のため、昨年より540円アップしています。
ただ、ここで、落選しても、二次抽選があるため、飽きらめてしまうのは早計です。
二次抽選は、当選者が入金手続きをせず、定員の7,000人に達しなかった場合に実施されます。
実施については、大会ホームページに告知され、例年10月末になるようです。
改めて申し込みの必要はなく、一時抽選で落選した人が対象になります。
当選した場合は、メールもしくは郵送で連絡が届きます。
二次抽選の倍率は、一次より高く5倍くらいになっているのではと予想されています。
愛媛マラソンの倍率は?
過去の倍率は次の通りです。
2015年 倍率:2.45倍 応募人数:17,167人
2016年 倍率:2.69倍 応募人数:18,805人
2017年 倍率:2.80倍 応募人数:19,565人
2018年 倍率:2.98倍 応募人数:20,875人
「愛媛マラソン」はおもてなしの高さでランナーの口コミが広がり、人気がどんどん上がる傾向にあります。
2019年の倍率はまだ発表されていませんが、前回大会を上回ってくるのではないかと予想されています。
2019年のゲストランナーは、シドニー五輪の女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん。
そして、2017年大会の優勝者川内優輝さんの母・川内美加さんと、川内3兄弟の次男・鮮輝さんが参加予定です。
ゲストランナーと一緒に走りたい!と思ってエントリーする人も多いのではないでしょうか。
また、「愛媛マラソン」はランナーズサービスも充実。
参加賞はオリジナルキャップ、道後温泉入浴券と記念フェイスタオルです。
完走賞は今治タオルの完走記念バスタオルと完走記念証がもらえます。
ゴール後はマッサージやテーピングのサービスもあり、そんな地元のおもてなしが倍率を上げているのかもしれませんね。
当選しやすくなる方法はある?
「愛媛マラソン」のエントリーは、一般枠とアスリート枠のみです。
同じく2月に行われる高倍率の東京マラソンや、チャリティ色の強い大阪マラソンのように寄付をしたら出られるということもありません。
「愛媛マラソン」に出場するには、実力でアスリート枠に入るしかないのです。
そのためには、アスリート枠で出られるように日々自己管理をして、タイムを上げていくことが必要となります。
2019年大会のアスリート枠には間に合いませんが、2020年大会に向け、どこかの大会で資格タイムをクリアできるよう頑張るしかありません。
比較的平坦なコースでタイムの出やすい大会を選ぶ手段もありです。
コース、気候などを考慮して自分の走りが出来るような大会を探してみてください。
また、上で説明したように二次抽選がある可能性がありますから、運を上げるために何かしら日常生活に気を付けるとか・・・。
俗に運のいい人は前向きだと聞きます。
自分が絶対に当選すると日々言い聞かせて、練習を頑張れば、いつかは当選するかもしれません。
ただ、「愛媛マラソン」にも、何回もエントリーして外れている人に対する救済措置があればよいのではないかと思います。
まとめ
「愛媛マラソン」は、大会運営、地元の人たちのおもてなしなどが評判で、ランナーから高い評価を得ています。
たとえば、コース途中に設置されている給食には坊ちゃん団子、給水所でポンジュースなど、愛媛ならではの食べ物や飲み物が並びます。
参加賞や完走賞のランナーズサービスしかり、ゴール地点に用意されている足湯などなど至れり尽くせりです。
走ってみたいと思うランナーが今後増えて、人気が上がってくるのではないかと思われる大会のひとつと言ってもいいのでないでしょうか。