8月18日よりインドのジャカルタで開催されているアジア大会。
アジア最大のスポーツの祭典で、40もの競技が行われます。
8月25日から始まる陸上競技は大会の中でも注目度が高く、中でも100mは人気の種目です。
今回は、アジア大会の日本代表として100mに出場する山縣亮太選手の大会スケジュールやプロフィールについて調べてみました。
山縣亮太アジア大会の結果は?
山縣亮太選手は、アジア大会代表選考会を兼ねた6月の日本選手権で10秒05の大会タイ記録で5年ぶり2度目の優勝を飾り、代表に選出されました。
大会直前にの8月16日に、ライバルの1人、中国の謝震業選手が右足首の負傷のため欠場を発表、同選手は6月に100mで9秒97をマークしています。
中国には、今季9秒91を2度記録した蘇炳添選手がおり、今大会で山縣亮太選手の最大のライバルとなりそうです。
さらに近年、サウジアラビア、イラン、カタールなど、中東の選手も実力をつけています。
もちろん、日本代表のケンブリッジ飛鳥選手も強力なライバルとなります。
ライバルが1人欠場しても、メダル獲得は簡単ではありません。
2014年の仁川大会では決勝で10秒26の6位に終わっていますが、今回はメダルを狙うと自信を持っているとのことです。
今年の最大の目標であるアジア大会でアジアの頂点に立たなければ、世界とは互角に戦うことが出来ません。
7月の欧州遠征では左足に違和感があり、途中で帰国。これは故障を防止するための策なのだそうです。
今回は、心身ともに万全の状態で迎えることができる準備ができているのではないかと思います。
日本勢とはして1998年の伊東浩司さん以来20年も100mの金メダルからは遠ざかっていますが、20年ぶりの金メダル獲得に期待したいです!
※結果については分かり次第追記します。
山縣亮太アジア大会のスケジュール&テレビ放送は?
山縣亮太選手の出場予定種目:100m、4X100mR
☆8月25日(土)/100m予選/21:00~ 放送/TBS系列 20:30~
☆8月26日(日)/100m準決勝/20:50~ 放送/TBS系列 20:30~
☆8月26日(日)/100m決勝/23:30~ 放送/TBS系列 20:30~
☆8月29日(水)/4X100mR予選/23:15 放送/TBS系列 20:40~
☆8月30日(木)/4X100mR決勝/21:10 放送/TBS系列 20:40~
陸上競技は、大会中盤の25日から始まります。
100mは25日に予選が行われます。26日に準決勝、決勝とハードなスケジュールになりますが、決勝まで進んでくれることを期待しています。
また、4X100mRは予選が29日、決勝が翌日の30日です。
山縣亮太選手はリオ五輪と同じく、第1走者を務める予定です。
2014年の仁川大会では中国が金、日本は銀メダルに終わっています。
金メダルの中国は強敵ですが、山縣亮太選手が第1走者として良い流れを作って日本を優勝に導いてほしいです。
山縣亮太のプロフィールや成績は?
山縣亮太・やまがた りょうた
1992年6月10日生まれ/広島県出身
慶応義塾大学卒業/セイコーホールディングス所属
自己ベスト:100m 10秒00(2017年)
200m 20秒41(2016年)
成績:2016年リオデジャネイロ五輪 4X100mR 銀メダル
2014年アジア大会(仁川) 4X100mR 銀メダル
日本選手権(2013、2018年) 100m 優勝
山縣亮太選手は、大学2年生でロンドン五輪へ出場、100mで準決勝進出、4X100mRの第1走者を務め、4位入賞を果たしています。
4年後のリオデジャネイロ五輪でも100mで準決勝進出、4X100mRでは全大会と同じく第1走者を務め、日本の銅メダル獲得に貢献しました。
https://twitter.com/V7Jqq/status/1019734213824794626
日本人初の9秒台に近い存在とされていましたが、2017年に桐生祥秀選手が9秒98を出し、先を越されてしまいました。
2017年の世界陸上ロンドン大会はけがの影響などもあり、出場を逃しましたが、同年9月におこなわれた全日本実業団では10秒00をマーク。
もし、桐生祥秀選手が9秒98を出した追い風1.8mに当てはめると、山縣亮太選手のタイムは9秒87に相当するそうです。
持ち味のスタードダッシュを決めることができれば、日本人2人目の9秒台がアジア大会で見られるかもしれませんね。
https://twitter.com/V7Jqq/status/1014324802583085057
まとめ
山縣亮太選手は代表選出後のインタービューで「本当に身が引き締まる思いです。国を背負って戦う。
気持ちを新たにして、全力を尽くしたい。東京五輪に向けてアジアのレベルが高くなってきている。
ここで1番になれば、世界の決勝が近づいてくる。まずはアジア一を取って、世界へのステップアップにしたい」とコメントしています。
また、日本選手団主将にも指名され、選手団をまとめる重責を担うことになりました。
主将を務めると、自身の成績が振るわないというジンクスもありますが、そんなジンクスを吹き飛ばす活躍を期待しています